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株式会社松田建設「木と太陽の住む家」の着工から完成までの様子をご紹介いたします。
「木と太陽の住む家」
「木と太陽の住む家」(OMソーラーハウス)は、全国地球温暖化防止活動推進センターさんのハンドブックでも紹介されている、「太陽」という自然エネルギーを利用したパッシブソーラーシステム。太陽熱を利用し、冬は全館床暖房、夏はお湯採りを行います。
今回の施主様は、「木」や「自然」にとても関心が高く、太陽熱利用にも以前より興味をもたれ、弊社の現場見学会にも、何度となく、足を運ばれていました。
<土地からの相談>
一般的に、土地を購入してのマイホーム計画の場合、「この土地に家を建てたら、庭はどれくらい取れるのだろうか?」とか、「何か、問題点はないどろうか?」とか、いろいろと解からないことがあります。
「候補地が2つあるけれど、一度、専門家の立場で見てアドバイスを欲しい。」 と言うのが、施主様からの最初のご依頼でした。
<プラン相談>
土地も決まり、いよいよプラン(間取り)の相談です。
施主様の希望は、「太陽熱の利用と併せて、自然の木をふんだんに使い、家全体が明るく、風通しの良い家」でした。「こんな家にしたいんだけど・・」と、ご夫婦で考えられた間取り図を持参されました。
暑い夏場でも風が通れば違います。日本全国、地域により夏場の風向きは違います。それをチェックして、大きな窓を配置し対角側にも窓を取ることが大切です。また、夏の日射を遮るためには、昔の縁側のあるお家のように、軒を長く出すことが必要です。
施主様のマイホームに対する希望や思いは、いっぱいあって当然です。時間をかけ、何度もプランを提示、修正しながら、煮詰めていきました。
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<県産材の利用>
森林浴は良く知られていますが、木にはいろいろな効用があり、木に囲まれた空間では、心が安らぎます。一方、日本で建つ木造住宅の8割近くが、外国からの輸入材で建てられています。それは、過伐採による森林破壊を巻き起こし、多大な輸送エネルギーを使っていることを意味します。逆に日本の山の木は使われず、林業家も激減しました。山の手入れが十分に出来ずに荒れている現状です。
今回の施主様にも、近くの山を守り育てることの必要性をご理解いただき、補助金制度もある「三重の木」の利用がすんなり決まりました。
<地盤調査>
どんなに耐震的な建物を計画しても、地盤が悪ければ不等沈下などを起こしてしまいます。
地盤の耐力を調査するのが始めの作業です。
<基礎工事>
基礎は「ベタ基礎」です。配筋後、第三者の検査を受けます。ホールダウン金物で、基礎・土台・柱を緊結すること、コンクリート打設後、しっかり養生期間を取ることがポイントです。
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<建て方・上棟>
搬入された杉・桧の構造材(柱・梁)を建て方に先立ち、組んでいるところです。
1階が組みあがりました。
柱は4寸角の桧・杉、梁は太い杉材を使っています。
<家の断熱>
断熱性能を高めることは大事な要素です。夏は涼しく、冬は温かい家。冷暖房費の節約にもつながり、地球温暖化防止にもつながります。
この建物では、基礎外周部にも断熱材を施工し、壁には、高性能グラスウールや、セルロースファイバーを使うこともあります。
忘れてはいけないのが、窓などの開口部からの熱の出入りもすごく大きいことです。ペアガラスや、樹脂複合サッシは、是非使いたいものです。
<造作工事>
上の絵は施主様が描かれたものです。施主様の住まいに対する思いはいっぱいです。
これを元に、設計士と寸法など細部を打ち合わせ、形にしていきます。こういった物も、自然の木で作っていくと、とても温かみのある空間になり、木の良さや有難みが肌で感じられます。
大工さんは、一本一本現場で刻み、丁寧に作り上げていきます。施主様も現場に足を運ばれ、職人さんとの会話も増えてきます。家は買うものではなく、造り上げていくものです。施主様、設計士、現場監督、職人さんとのコミュニケーションが大事になってきます。
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<造作工事2>
市販の家具と違って造り付け家具なら、細かな寸法も自由自在。
家具屋さんに造ってもらうケースもありますが、今回は、骨組みを大工さんに、扉や引き出しは、建具屋さんにお願いしました。
万が一大きな地震が起きても、倒れてこないので安心ですね。
<造作工事3>
吹き抜けや階段周りは、一般的な腰壁ではなく、杉の木を用いて柵を造りました。自然の木に囲まれた空間は、とても気持ちのいいものです。森林浴でおなじみの香りの成分フィトンチィッドが、
心を落ち着かせてくれます。
木には、調湿効果をはじめ、断熱や保温効果もあります。また、光や音をうまく吸収してくれて、目や耳にも優しい素材です。
この物件も、もうすぐ完成です。お楽しみにしてください。
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